2011/10/05

「仮面ライダー展」にて


まだ暑かった頃のお話です。京都には「京都国際マンガミュージアム」という施設があります。私の母校の肝いりのミュージアムで、新旧取り混ぜて膨大な数のマンガが置いてあります。

ここのマンガは館内閲覧自由なので、うろうろと本を探して集めて、どっかりと腰を据えて読めるというマンガ喫茶(お茶はない)的な閲覧が楽しめます。なかなかの中庭(芝生)があるので、天気の良い日には芝生で寝転んでマンガなどという、ちょっとリッチ感のある楽しみ方もおすすめですね。

通常入館料大人800円なので、今時のマンガ喫茶やネットカフェよりはお高いかも知れませんが、半端ない蔵書とミュージアムに来ているという雰囲気で、ネカフェで時間つぶしより高尚な感じがしてサボりやすいのではないでしょうかね。「俺は今ミュージアムで学術的マンガ研究にいそしんでいるんだ!」とか自分に言い訳できちゃいますよ。

というミュージアムで先日「仮面ライダー展」が開催されておりました。もちろん学術的な意味で見に行きましたよ、ここはマジで石ノ森章太郎先生の玉筆生原稿を間近で拝見できるのはうれしいんで。掲載原稿もさておき、本編(特撮)で登場するライダーや怪人のベースデザインのスケッチやラフ画が多数展示されていたのが大興奮でした。

「結構大きい紙に大きく書かれているなぁ」「鉛筆だけなのにタッチがすげぇ」「ラフの段階で色とかも決まってたんだ」とか心に響く絵の数々でした。放映当時の雑誌やおもちゃ、関連作家先生の原稿などなかなかに盛りだくさんで結構長時間うろうろと何回も回って楽しんでました。

一人で回っていたので、静かに頷きながら大人っぽく回っていたのですが、後続の若者3人のグループは盛り上がってました↑。

いや、厳密に言うと「グループ」が盛り上がっていたのではなく「グループの一人」がですね。おそらく盛り上がっている彼が言い出しっぺで、他の2人はまぁ仮面ライダーだしとついてきたんでしょう。

展示内容的には絵を描く人かマニアな人じゃ無いとそれほど面白い訳では無いので、他の2人はざっと見て充分満足した感じだけど言い出しっぺはもう楽しくてしょうが無いと言った感じで説明しまくる。2人は飽きてきてるし夕方だし腹も減った。飲みに行く前のちょっと寄り道気分で来たのにえらいことになった感一杯。

ひたすら説明を続ける言い出しっぺの彼と「堪能した」を繰り返す友人のやりとりが印象深かったです。
…人の振り見て我が振り直せ……あー、俺も時にはああなってるんだろうなぁ…反省、反省(てへっ)