2008/02/05

受験生の皆様、全然いけるからね


私の知人に教育界で働いている方が幾人かいらっしゃるのですが、ただいま受験シーズン真っ盛りで大変忙しいようです。送り出す側も受け入れる側もバタバタみたいでスゴいもんです。

受験というモノを商売と考えると、全国の年頃の子どもの数はほぼ正確にわかる、そこから大まかに居住区域で絞り込んで、越境進学の誤差を想定して割り出されるのがエリアでの顧客数(受験生)になるわけですね。
で、そのパイをエリア内にある学校で獲りあうというわけです。しかも受験する時期は決まっている短い時期ですから、そこに向けて一年間かけての販促・広報活動が必要になるわけですね。

そう考えたら一般の販促というのは大まかに一年を春夏秋冬で四分割もしくは二分割してその単位で購買のリズムを作っていきます、もっと細かくやるところは月単位、週単位できっかけを作って顧客を誘致・購入行動へ誘導することで年間の収益を確保するわけです。

学校だとそれが年一回なんですね。もちろん入学した後は定期的に学費が入るからその間無収入ではないですが、逆に年一回の獲得顧客数でその年の収入が決まるからシビアかもしれません。
「今年の夏は暑かったから生徒増えちゃってさぁ」
「今年は暖冬だったから生徒ゆるんじゃって減っちゃった」
「石油の高騰で駆け込み需要でウチなんか生徒数ウハウハですよ」
とか、毛布やエアコンみたいな気候の影響も、世界情勢による年中の売り上げの急変も無いわけですからね。
かといって学問するところですから、数の確保のために質を下げるわけにも行かないでしょうし(…待て、これは全部の商売で同じか。これを他業界で肯定したらえらいこと(現在)になるな)けど生徒数は一定数以上必要だろうから大変でしょうね。

学校もその世界の市場競争があるようですから、本格的なマーケティングが必要かもしれません。
スローガンとか、キャッチコピーとか、ロゴとかちゃんと整備して広告打って、街頭キャンペーンとかイベントとかフ●テレビ並みにでかいことやって…金の使い方間違えてるかなw

↑さて、受験生の皆様すべての学校を乗り越えた先には実社会という荒波踊る大海が皆様を待ち受けておりますが、そこで泳ぎ、生きている大人とてこんなもんですから、リラックスして真剣に勉強してくださいね!
このネタ、シチュエーションはとあるテーマパークでキーワードを探して謎を解くというゲームに参加した時の話で思いっきり実話です。この方も元気に社会の荒波の中で生きてらっしゃいます、だから大丈夫ですw。

このコマの構図はラー●ンズの15回公園「AL●CE」の最終ネタの舞台セットをオマージュしてます。二コマ・三コマの私の台詞が使いたくて描きました。
元ネタわかる方は手を挙げて!



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